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サイト作りで重要なブラックハットSEOとホワイトハットSEO

サイト作りで重要なブラックハットSEOとホワイトハットSEO

自分のサイトやブログを作っている時にSEOを意識するよう言われた経験はないですか?
多くの人に自分のサイトを見てもらうには、出来る限り検索上位に出てこないと厳しい部分があります。
そういった際に考えていかないといけないのがSEOです。

SEOは大きく分けて、2つ存在します。
それはブラックハットSEOホワイトハットSEOと呼ばれるものです。
今回、その2つは一体どういうものかを理解して頂けたらなと思います。

 

 

ブラックハットSEOについて

まずはブラックハットSEOについて説明してきます。

ブラックハットSEOはGoogleやYahooのアルゴリズムを逆手に取り
検索上位に自分のサイトが出てくるようにする手法です。
これを行うことにより、質の低いサイトが検索上位に出てきて、
質の高いサイトが閲覧しにくくなるという弊害が出てきます。
そうならないためにGoogleやYahooはアルゴリズムのアップデートを行っているのです。
アフィリエイトをかじった事がある方だと、
ペンギン・アップデート、パンダ・アップデートという言葉を聞いたことがあると思います。

ブラックハットSEOにはいくつかの手法が存在しており、
それらを駆使して検索上位に挙げるだけでなく、アフィリエイトで収入を得たりします。
実際どういったものがブラックハットSEOに該当するのかをいくつか紹介していきます。

まずはサテライトサイトに検索上位に挙げたいサイトのリンクを貼っていくというものです。
ボウリングとも呼ばれ、競合サイトの検索順位を下げる目的で行われたりします。
これはGoogleのリンクプログラムに違反しており、サイト作りを行う上で避けおきたいことの一つに挙げられます。

次に他人が作ったコンテンツを無断で複製するという行為です。
要はパクリというもので検索順位の圏外になるだけでなく、訴えられる可能性が出てきます。
実際、いくつかのまとめサイトが炎上したという実例もあります。
サイト作りを参考にする、自分が紹介したいものが正確な情報かどうか確認するという目的で
他の人が作ったサイトを閲覧するのはアリだと思いますが、そのまま丸パクリというのは頂けません。

三つ目はコメントスパムと呼ばれる手法を用いることです。
掲示板やブログ等にサイトのURLを載せてコメントを投稿するというもので
一度は目にしたという方も多いのではないでしょうか?
関係のない広告を何度も紹介されても、見ている方も迷惑です。
これを用いて検索上位に挙がるサイトもあったりしますが、
ペナルティを課される可能性が高いというのを頭に入れておく必要があるでしょう。

もし、ブラックハットSEOを用いてサイトを作っていると、検索順位を大きく落とすペナルティが課せられたりします
自分のサイトを作るなら、質の高いものを目指しましょう。

 

 

ホワイトハットSEOについて

もう一種類のSEO、ホワイトハットSEOについて説明していきます。

ホワイトハットSEOはGoogleやYahooの提示しているガイドラインに則って自分のサイトを検索上位に表示させる事です。
アフィリエイトである程度収入を得たいなと思ったら、ホワイトハットSEOを理解しておく必要があります。
要するに、質の高いサイトを作ることで検索上位を狙うというもので
ユーザーのことを考えないといけないというのが分かるのではないでしょうか?
でないと、狙ったユーザー層に自分のサイトを見てもらえないといった可能性も出てきます。
ガイドラインに則ってサイトを作っていると、検索順位が圏外になるといったペナルティも避けられます。

サイトを作る際、健康なら健康、グルメならグルメといった様に競合からリンクされることによって検索上位に上がるというメリットが存在します。
掲示板等で「相互リンクしませんか?」といった書き込みを目にしたという経験はありませんか?
ただ単に共通の知り合いができるというだけでなく、
アクセス数の上昇とSEOから評価されるという二つのメリットが得られるのです。
ただし、自分が質の高いサイトを作っていることとネチケットに気を付けないといけません。

ホワイトハットSEOで検索上位を狙うというのはセンスやアルゴリズムに則るだけでなく、
地道な努力が必要だというのが何となくでも理解できたのではないでしょうか?
楽して広告収入を得ようと思ったら痛い目を見ます。
最低でも1年かけてSEO対策をしっかりと行った上でこまめに更新しないと検索上位に挙がるのは難しいです。

ホワイトハットSEOに則ったサイトを作って行くためには、いくつかのポイントがあります。

まずはサイトテーマを決めないといけません。
ただ闇雲にサイトを作っても自分の狙ったターゲットが来ない可能性が高いです。
店を作る時に何を売りたいか、どういったお客さんに来て欲しいかといったことを考えませんか?
普通に考えたら、電気屋を開店して、野菜やお肉を売ったりしないと思います。
サイト作りも同様にテーマを決め、それに関するコンテンツを作り、
サイトテーマに関心を持ったユーザーがアクセスしてもらうというのが大きな流れです。

次にキーワードの選定です。
インターネットで何かを調べる時、いくつかのキーワードを入力して検索すると思います。
例えば、ラーメン+美味しいといった具合に自分の知りたい情報を知るために行っているのではないでしょうか?
このように、ユーザーがどういったキーワードで検索をかけているかをイメージし、自分のサイトを作る上でいくつかのキーワードを使っていきます。
無料ブログやSNSでハッシュタグをよく目にすると思います。
あれは検索する際に自分のブログやアカウントに引っかかりやすくなるというメリットがあり、アクセス数を増やす上で覚えておきたいものです。
ハッシュタグに自分の狙っているユーザーが検索するであろうキーワードを入れておき、自分のブログ等を見つける可能性を高めます。

三つ目は自分が選定したキーワードに関する知識です。
多くのユーザーは薄い知識で作られたサイトだともう一度見ようという意欲を持たないです。
この辺りはアフィリエイトをやっている方だと何となく分かるのではないでしょうか?
分からないことがあったら、内容が充実しているサイトで解決したいという方が大半だと思います。
そういったサイトを作るためには、キーワードに関する知識が無いと作ることができません。
いきなりやれと言われたら難しいという方もいると思いますので、自分のできる所から少しずつ知識を蓄えていって頂けたら幸いです。
後3.は自分だけの特色を加えて、他のサイトと差別化を図っていきましょう。

以上の3つがホワイトハットSEOに則ったサイト作りを行う上で覚えておきたいことです。

 

 

2つのSEOが作り出した今のWebの現状について

ホワイトハットSEOとブラックハットSEOの2つがどういったものかを紹介させて頂きました。

様々な所からWebコンテンツを打ち出していて、より検索上位に出てくるよう質の高いサイト作りを行っています。
その一方でGoogle等のアルゴリズムの網の目を掻い潜って、質の低いサイトを検索上位に出てくるようにしている所があるのも事実です。
ニュース番組やインターネットのニュースで検索上位に出てくるようパクリのサイトを大量に作っているといった話を耳にした方も多いのではないでしょうか?

前述でホワイトハットSEOに則って、より質の高いサイトを作らないといけないと紹介しましたが、
場合によってはブラックハットSEOに則っらないと検索上位にヒットしないといった場合も出てきています。
そうなることで質の高いサイトと質の低いサイトが検索上位に混在し、正確な情報収集が行いにくくなっているのです。

なので、コンテンツの質を高めつつ、検索上位に食い込むよう神経を注がないといけません。だけど、どうしたらいいのかという疑問が出てくると思います。
ここでは、そういった部分を整理するきっかけにして頂けたら幸いです。

ホワイトハットSEO、ブラックハットSEOという2種類のSEOをより深く知っていくためには、Googleが一体どういったガイドラインを出しているかを知らなければなりません。
それによって、サイト作りや日頃から書いているブログをより多くの方に見てもらうにはどうすれば良いのかが浮かんできます。

Googleの一般的なガイドラインによると、サイト上のすべてのページが別のページからアクセスできること、
サイトインデックスと呼ばれるリンクの一覧が載っているページを用意すること、
リンク数が適切かどうか、WebサーバーがIf-Modified-Since HTTP ヘッダーに対応していること、
robots.txtファイルを使用してクロールの割り当て管理を行うといったことが必要とされています。

このように、Googleで検索した際に引っかかるよう色々と配慮しないといけないというのが何となくイメージできたでしょうか?
より詳しいことを知りたいという方はGoogleのウェブマスター向けガイドラインを参照すると良いでしょう。
サイト作りに役立つことと押さえておかないといけないことがまとめられています。

後はユーザーが利用しやすいサイトにしておくのが大事です。
人によってはパソコンではなく、スマートフォンやタブレット等で閲覧したりします。
それも頭に入れ、どういったデザインにするかも考えないといけません。
ここはサイトを作っている方なら当たり前だと感じる方が大半ではないでしょうか?
自分がよく利用しているサイトや検索上位に挙がっているサイトをチェックしてみて、どういう風にサイト作りを行っているか参考にしてみるのも良いでしょう。

Googleの一般的なガイドラインのリンクをいくつか載せておきますので、興味のある方はチェックしてみると良いと思います。

品質に関するガイドライン:https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja/
リンクプログラム:https://support.google.com/webmasters/answer/66356?hl=ja

 

 

まとめ

今回、ブラックハットSEOとホワイトハットSEOとはどういうものかを中心にサイト作りに関することを紹介させて頂きました。
ただ単にサイトを作ればいいのではなく、Googleが提示したガイドラインを守らないといけない事、
検索するユーザーに配慮する事、自分のサイトを見てもらうためのテクニック、
選定したキーワードに関する知識といったものが必要だというのが分かったと思います。

これを機に、少しでもユーザーの役に立てるサイト作りを行うきっかけになれば幸いです。