サイトを閲覧する際、どの端末で行いますか?以前の場合はパソコンと答える方が多いと思いますが、昨今はスマホで閲覧するという方も増えているのも事実です。
人によってはパソコンを持っていない、スマホやタブレットならあるといった方もいたりします。
これからサイト作りを行っていく上でただ質の良いコンテンツを作ったり、何が流行っているかを把握するだけでなく、
ユーザーがどの端末でサイトを閲覧するかも想定しなければなりません。
その際に必要になってくるのがモバイルファーストと呼ばれるものです。
今回、それについて密着していくので、サイト作りを行うための何かヒントを掴んで頂けたらなと思います。
インターネットが普及していく中で様々なサイトやコンテンツが乱立し、検索上位に挙がって利益に繋げることが難しくなっているのが現状です。
各検索エンジンのアルゴリズムがアップデートされると、質が低いと判断されたサイトが淘汰されていきます。
それが起きる度にサイトやコンテンツの質を上げるのに一苦労したのではないでしょうか?
また、モバイルサイトやスマホサイトといったものも登場しており、パソコンからの閲覧を意識するだけではいけなくなっています。
総務省の発表している情報通信機器の普及状況によると、パソコンや携帯電話が横ばいになっているのに対し、スマホやタブレットの保有率が一気に伸びている状況です。
スマホ1台で買物や調べものといったことも可能になっているのが大きな理由として考えられます。
恐らく、多くの方が大抵のことをスマホで済ませてしまうのではないでしょうか?
パソコンじゃないと出来ないことがあるとは言え、いつどもどこでも使えるという面ではスマホやタブレットといった端末が勝ります。
これから先、スマホやタブレットの所有者が増えていくと予想され、サイト作りを行う上でスマホやタブレットからの閲覧を想定し、モバイルファーストの考え方を取り入れなければなりません。
この辺りは後で触れていこうと思います。
また、サイト作りの中でSEOも頭に入れる必要があります。
すでにインターネットでビジネスを行っている方はご存知だと思いますが、Search Engine Optimizationの略で検索結果の上位に挙がることです。
SNSやYoutube等で聞くバズらせるという単語を耳にしませんか?
あれはより多くのユーザーを自分のコンテンツに誘導させ、評価や利益の向上といったものに繋げる目的が存在します。
自分の狙ったジャンルの悩みを解決するコンテンツを作っていきましょう。
サイト作りでスマホやタブレットを意識しないといけないというのは何となく伝わったのではないでしょうか?
それを踏まえた上でモバイルファーストについて説明します。
モバイルファーストはスマホやタブレット向けのサイトやコンテンツから先に開発・公開するという意味で理解されがちですが、必ずしもそうとは言えません。
私たちは、スマートフォンやタブレット環境でもストレスなくサイトを見ることができることが本当の意味だととらえています。
ユーザー目線で考えた内容やコンテンツでないと、モバイルファーストとは言えないと考えています。
前述でも触れましたが、昨今、スマホはあるけどパソコンは無いといった人もいるため、サイト作りを行っていく上で必須となる考え方の一つと言えるでしょう。
大抵のことがスマホやタブレット1台で済ませてしまえるので、パソコン向けだけのサイトを作っていると、競合に後れを取る場合も出てきます。
そうならないためにも、スマホやタブレット向けのサイトやコンテンツに意識を向けていかなければなりません。
勿論、パソコンでサイト閲覧を行うユーザーのことも考えるというのは頭に入れておく必要があります。
モバイルファーストをサイト作りに取り入れていく上で
といった部分を押さえなければなりません。
パソコンと違い、スマホやタブレットだとより広い場所で利用することができます。
そうなると、閲覧しやすいかどうか、通信速度が速いかどうかといった部分が重要です。
サイトのデザインや情報が分かりやすいと、また利用しようといった気持ちになります。
逆にどこに自分のニーズを解決するためのコンテンツがあるか分からないサイトは閲覧する回数も減る上、検索上位に挙がらなくなる可能性も発生します。
そう考えると、モバイルファーストをいかに取り入れていかなければならないかが分かるのではないでしょうか?
最近だと、旅行のために必要となる飛行機やバス、新幹線のチケットやオークションサイトでの買い物をスマホやタブレットで済ませてしまうケースが増えている傾向があります。
その際、サイトを閲覧してみると、見やすいなと感じませんか?
このように、時代に合わせてサイトやコンテンツを作られているのです。
もちろん、ただ単に見やすいだけでなく、ユーザーのニーズは何かというのも把握しておかなければなりません。
ニーズを把握する際はTwitterやInstagram等のSNS、インターネットの掲示板と調べる方法は色々あります。
気になる単語を検索し、どういった悩みをユーザーが抱えているか情報収集しましょう。
後はそれを解決するためのサイト作りを行っていくだけです。
実際にサイトやコンテンツを作る上でのキーワードの選定は重要で検索数やアクセス数に大きく響いてきます。
そこはキーワードを検索するためのツールやGoogleトレンドでどういった単語がよく検索されているかを把握しておくと良いでしょう。
ただ知っていることを並べるだけではユーザーはアクセスしてくれません。
いくらスマホやタブレットでの検索が増えたとはいえ、パソコンからのアクセスも無視してはいけません。
PDFを閲覧したり、仕事で分からないことが発生したらパソコンで調べる方がすぐといった可能性もあります。
後は画面が大きくてスマホやタブレットよりもサイトやコンテンツを閲覧しやすいといったメリットが存在します。
基本的には、スマホやタブレット、パソコンと色々な端末からサイトにアクセスされていると頭に入れておくと良いでしょう。
多くのサイトがパソコン向けとスマホやタブレット向けを用意している程です。
ここができているかどうかでSEO対策を行っているかどうかの一つの目安にもなってきます。
同じジャンルを取り扱っているサイトをチェックし、サイトのデザイン等を参考にするのも良いかもしれません。
今の時代、モバイルファーストに則ったサイト作りを行っていないと、どうしても検索順位が落ちる傾向にあります。
1日の生活でパソコンが利用できない所で過ごすといった方も多いでしょう。
そういった方達のためにも、スマホやタブレットで利用しやすいサイトやコンテンツを提供しようと心掛けてみてはいかがでしょうか?
モバイルファーストがいかに重要かが何となくでも分かったのではないでしょうか?
しかし、実際にサイト作りを行っていく際にどういったものを利用すれば良いのか分からないといった問題に陥ると思います。
そんな時に出番となるのがレスポンシブ・Webデザインと呼ばれるものです。
イマイチ分からないといった方のためにも、どういったものなのか紹介していきます。
レスポンシブ・Webデザインはパソコンやスマホ、タブレットに応じたサイトのデザインを表示させることでサイト作りにおいて必須と言えるものです。
1つのHTMLがあれば良いので、パソコン用サイトやスマホ用サイトを別々に用意する手間がなく、サイトの管理が行いやすくなります。
注意点として、1つのHTMLでサイト管理を行っていくため、読み込み速度が遅くなる可能性が出てきます。
最悪の場合、スマホでは閲覧できないといった場合もゼロではないので、そこを意識したサイトやコンテンツ作りを行っていく必要があります。
サイトの構造も複雑になったりするので、どの端末にも対応したサイトを作るのにある程度の時間がかかると思った方が良いでしょう。
このように、レスポンシブ・Webデザインにはメリットとデメリットが存在しており、それらを理解するのが大事です。
後は自分が使いやすいフレームワークを見つけ、サイト作りを行っていきましょう。
それぞれ、性能が違うので、どういったサイトのデザインを考えているかも選定するポイントになってきます。
パソコンの保有率が下がり、スマホやタブレットの保有率が上がっているこの時代、パソコンからの閲覧しか想定していないサイトやコンテンツ作りはSEO対策を行っていく上で命取りと言えます。
分からないことがあればスマホで検索、何か申し込む際にもスマホといったケースが多いです。
そう考えると、モバイルファーストに則ったサイトやコンテンツ作りがいかに重要になってくるかが分かるのではないでしょうか?
また、レスポンシブ・Webデザインでサイト作りが行いやすくなっているので、利用しておいて損はありません。
サイトの構造が複雑になると言っても、ユーザーのためになるものを提供するためにはある程度の苦労は必要です。
ある程度の期間を見越して、コンテンツの質を高めていきましょう。
また、ユーザーの悩みを解決するためのコンテンツを提供するためには、専門的な知識を勉強するのとどういった悩みを持っているかを親身になって考えるのを忘れてはいけません。
ここが抜けていると、せっかくのモバイルファーストに則ったサイトを作っても、ユーザーが定着しないといった事態に陥ります。
この記事を通して、モバイルファーストに則ったサイト作りの参考になれば幸いです。